《コラム》まぎらわしい棚卸資産の区分 「半製品」と「仕掛品」との違い ~大阪経理記帳代行センター~

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《コラム》まぎらわしい棚卸資産の区分 「半製品」と「仕掛品」との違い

◆「半製品」と「仕掛品」の違いはどこか?
 製造等の中途にある棚卸資産に「半製品」と「仕掛品」があります。英語で言えば、前者は“semi-processed goods”、
後者は“work in process”。これらはどのような違いがあるのでしょうか?
 財務諸表等規則ガイドラインによれば、「半製品」とは「中間的製品として既に加工が終り
現に貯蔵中のもので販売ができる状態のもの」とされています。これは製造工程の中間までは工程を終えて、
次工程に移るまでの間、一時的にストックしている状態のイメージのものです。
 一方の「仕掛品」とは、同ガイドラインによれば
「製品、半製品または部分品の生産のために現に仕掛中のもの」とされています。

◆「販売可能な状態」のものであるかどうか
 これらの定義から、二つの棚卸資産の区分は、「販売可能なもの」であるか―交換価値を有しているか―
という点にあることになります。すなわち、「半製品」はその状態でも「販売可能なもの」であるが、
「仕掛品」はその状態では「販売ができないもの」(工程中のもの)ということです。
 別の言い方をすると、「半製品」は倉庫等で現物が確認できる(引渡し等が可能である)が、
「仕掛品」はそうではない―ということになります。
 英語の“semi-processed goods”“work in process”と表現されるのも何となく判りますね。

◆「半成工事」「未成工事支出金」との関係
 また類似のものに「半成工事」というものがあります。これは「仕掛品」と同義のもので、
造船業で用いられる勘定科目です。建設業の「未成工事支出金」、不動産開発・宅地造成を行うディベロッパーの
「開発事業等支出金」(会社によっては「仕掛販売用不動産」など)も同様です。
 これらのものは、その状態では「販売ができないもの」ですから、低価法適用時の「正味売却価額」は、
「完成品の売価-見積追加製造原価-見積追加直接経費」と、
販売可能な状態の完成品からスタートして考えることになります。

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